レタントン通信創刊号 ホーチミンの賃貸不動産屋RESS
レタントン通信創刊号 ホーチミンの賃貸不動産屋RESS
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日本語PDF レタントン通信 創刊号
レタントンの日系飲食店さんをより盛り上げる為にベトナム語の飲食店PR記事を創刊致しました。レタントンの日系飲食店さんがより盛り上がる事によって、ホーチミンの日系社会がより活気付ければと思います。
【覗き見好奇心】:レタントンでお店を営業しているオーナー・店長さんはいったいどんな人物なのか、どんな考え方でどんな苦労をされてきたのか気になりますよね。好奇心旺盛の代名詞:辛島がお話の中で覗き見たものを特別にみなさんに耳打ちする企画です。
今回覗き見させて頂いたのは、バー神崎の神崎さんです。
【人物・店舗の大まかな紹介】
バー神崎はヘムの奥にあるお客さまが望むものを実現しようとなさっている神崎さんの雰囲気の良いカウンターバーです。居心地の良さを重視してローテーブル、ローチェアなど隅々まで考えられています。神崎さんはいつも暖かく笑顔が素敵でとっても聞き上手な方です。ご自身では人見知りで口下手とおっしゃっていましたがそんな要素は何処にも見当たらないついつい喋りかけたくなる方です。
Q1:レタントンの一番好きなところ・嫌いなところ
一番好きなところ
●便利で懐かしさを感じるところ
「街が狭いから便利なところかな、何でも近くにある。あと、ふとした時に日本の下町を見ていて思い出す。カオスなところとかね。」*レタントンの好きなところを言うのに“あんまり好きじゃないからなぁ…”と、一苦労していました。
一番嫌いなところ
- ひっそりと生活できないところ
「飲み屋さんが多いから知り合いに会わずに帰れないし、歩いていたら飲みに誘われて家に帰れないところかな。」*神崎さんの印象的な髪型で誰もがすぐに神崎さんと分かってしまいますね‼︎
Q2:レタントン周辺だからこその苦労ポイント・乗り越え方
●苦労はしなかった
「レタントンだからっていうのは特に無いかなぁ…ベトナムだからって言うのだけ。例えば、配達が届かなかったりね。」*レタントンで苦労する事はベトナムでお店をもったらどこでも同じような苦労をするってことですね。あとバー神崎だと人が入り過ぎて席が足りなくなることもしばしば…そんなときはカウンターの奥に入ってお見合い状態になってしまうそう。
Q3:レタントンでお店を始めようとしたきっかけ
- 毎日呑む程にお酒好き
「僕がこっちに来たのは6年半前、その時にはこの辺にバーなんて無くてね。でも友人には無かったら作ったらいいじゃないって話はしてたの。その時はやってみてダメなら潰しちゃえばいいや、って気軽な気持ちだったんだよ。」*元々お酒が好きだったというのがバーを始める要因では大きいそう。そして、取り敢えず物件を借りてしまったので借りてから4ヶ月後に内装工事を始めたそう、びっくりですね‼︎
Q4:お店開店時に大変だったポイント
- ベトナム人による内装工事
「やっぱりベトナムだから、直前になって内装が全然違うものが出来ちゃったりね。」*内装関係はどこのお店でも苦労しているのですね。
Q5:レタントンの将来について
- この先どうなるか分からない
「今はレタントンの家賃も頭打ち位まで上がって来ちゃって、家賃関係でお店は整理されると思うよ、ましてや追々立ち退かなきゃって話もあるみたいだからね…これ以上発展していかないんじゃないかなぁ。まぁ、いつどうなるかわからないっていうのはいつも思ってるよ。」*私はこの街が大好きなのでそのような話を聞くのはとてもさみしい気持ちになります。その追々が30、40年先になることを祈るばかりです。
【袖振り合うのもなにかのご縁】
:袖が振り合う程の距離感レタントン周辺でおススメするお店をご縁あって紹介していただき、次にその店舗に取材に行くリレー企画です。
ご紹介頂いたのは満月の谷さん。
神崎さんからのコメント:いつもありがとうございます。
(仲が良すぎて個人的なコメントしか思い浮かばなかったそうです!)
(二人目のインタビュー)
【覗き見好奇心】:レタントンでお店を営業しているオーナー・店長さんはいったいどんな人物なのか、どんな考え方でどんな苦労をされてきたのか気になりますよね。好奇心旺盛の代名詞:辛島がお話の中で覗き見たものを特別にみなさんに耳打ちする企画です。
今回覗き見させて頂いたのは、【Standing Bar 日本酒で乾杯!】の月森さんです。
【人物・店舗の大まかな紹介】
お店では36種類の美味しい日本酒と月森との会話を楽しむ落ち着いた場所です。
月森さんは着物の似合う美しい女性で話し方にも品があり、ついつい時間を忘れてしまう程お話にのめり込んでしまいます。
Q1:レタントンの一番好きなところ・嫌いなところ
一番好きなところ
- 散策・さまざまな人と仲良くできる
「ざっくばらんに散策ができて、色々な人がごちゃっと固まっているゴチャゴチャ感が好きなところ」*色んな人が1箇所に凝縮しているという事は噂もそれだけ広まり易いという事ですので注意はしないといけないです。もちろん、お店の噂も広まり易いので月森さんが素敵なお店で有名なのも納得です。
一番嫌いなところ
- ガールズバーの強引な客引き
「ガールズバーの客引きが強引でお客さんが来にくくなっているところ」*お子様も一緒に入れるとなると親御さんの夜も楽しくなりそうです、お客様のことを1番に考える月森さんだからこその一番嫌いなところなんだと感じます。
Q2:レタントン周辺だからこその苦労ポイント・乗り越え方
- 古い建物が多い為、雨漏りや害虫に苦心
→なんでもあるを楽しむ逆転の発想
「開店初日に凄い雨漏りをしてしまったのですが、お客様の1人が雨漏りするのはお客さんがいっぱい入ってくる縁起のいい事なんだよって教えて下さったんです。」*レタントンのヘム内の建物は歴史が長い建物が多く、店舗によっては雨漏りをしてしまっり、不動産屋さんや大家さんの力を借りなくてはならない店舗も少なくない。月森さんも苦心した人の一人で突然天井の羽目板が剥がれてしまったりしてしまったそう…
- 家賃急上昇
→不動産屋で一棟を借りてそれをお店に又貸し(希望)
「大家さんの都合で家賃が急上昇してしまって撤退や移動させられちゃうお店とかもあるので少し心配です。」*ベトナムが発展して行ってる証拠ですがいきなり言われてしまうと困ってしまう店舗さんも多いはず…ちゃんと間に入ってくれる人が必要かもしれません。
Q3:レタントンでお店を始めようとしたきっかけ
- 私ならもっと売れるという思い
「こちらに輸入されている日本酒の輸入状況が余りにも悪くて、日本酒をちゃんと出しているお店もなくて、日本酒あっても3種類とかね、そういうのを見ていたらメラメラっと意欲が湧いて来たの! 私ならもっと売れるって思って始めようと思ったかなぁ。」*元々はレタントン、もといホーチミンでお店を持つなんて考えていなかったそう。しかし、別の目的でホーチミンに来られた際、美味しい日本酒がベトナムの環境の中衰えていくのを見て日本酒のお店を持つことを決心した月森さん。凄い決断力です!
Q4:お店開店時に大変だったポイント
- 政府の規制
「元々は日本酒の酒屋さんを作りたかったのだけどライセンスの問題でまだまだ解決しなくてはならない事があるの…」*日本ではない外国でお店を開店するのにはそれ相応の苦労が伴ってきます。 現在の【Standing Bar 日本酒で乾杯!】は約5ヶ月程でオープンしたお店。バーの開店はトントン拍子だったそうですが、日本酒の酒屋さんは難しいそう。
Q5:レタントンの将来について
- 人種の多様化
「最近では日本人だけでなく、欧米人や韓国人、ベトナム人まで遊びに来るようになって来たレタントン。将来、日本人だけでなく多様な人種の方々に愛されるような地域になったら素敵ですね」*月森さんだからこそどんな人種にも好かれる、笑顔と性格をなさっているので多様な人種の方にも大人気です。 - 日本の正しい文化の普及
「せっかく日本人街という名前が付いているのだからもっと日本の着物屋さんとか手ぬぐい屋さん、手軽に安く手に入る日本食品販売店など日本文化を凝縮した町になればいいのに…。」*レタントンをガールズバー街としてだけではなく、日本の文化を発信する拠点として考えている先読み力に衝撃を覚えました…!
【袖振り合うのもなにかのご縁】:袖が振り合う程の距離感レタントン周辺でおススメするお店をご縁あって紹介していただき、次にその店舗に取材に行くリレー企画です。
ご紹介頂いたのはCloverの和田さん。
月森さんからのコメント:内装もスタイリッシュすぎず、女性のお客様も1人で入れるようなお店でワインの種類が豊富なのもオススメポイントの一つ。もちろんお食事も美味しい! しかし、閉店が11時なのが残念…もっと長い時間営業して欲しい‼︎